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減価償却早見ツール

竣工年月・構造から築年数・耐用年数・償却率を計算します

計算式について

建物の減価償却は、構造によって定められた法定耐用年数をもとに計算します。

法定耐用年数(居住用建物の場合)

  • 木造:22年
  • RC造(鉄筋コンクリート造):47年
  • S造(鉄骨造):34年

残存耐用年数の計算は以下の通りです:

築年数 < 法定耐用年数 の場合:残存耐用年数 = 法定耐用年数 − 築年数

築年数 ≥ 法定耐用年数 の場合:残存耐用年数 = 法定耐用年数 × 20%(最低2年)

償却率(定額法) = 1 ÷ 残存耐用年数(小数点以下3桁)

※ 本ツールは不動産取得時の減価償却費の目安を算出するものです。実際の税務申告には税理士等の専門家にご相談ください。

こんなときに便利です

不動産を購入したとき、あるいは所有する物件の税務申告を控えているとき、「この建物の耐用年数はあと何年残っているのか」「定額法の償却率はいくつになるのか」を毎回調べるのは手間がかかります。本ツールは、竣工年月と構造(木造・RC造・S造)を入力するだけで、築年数・法定耐用年数・残存耐用年数・定額法による償却率を瞬時に表示します。

不動産投資家・税務担当者・不動産仲介業者・確定申告を行う個人事業主など、減価償却の数字を日常的に扱うすべての方に役立ちます。計算の根拠となる法令に沿った数値を返しますので、税理士への相談前の事前確認や、物件比較の際のスクリーニングにもご活用いただけます。

こんなケースで使われています

不動産投資物件の収支シミュレーション

RC造・築15年の中古マンションを購入検討中の投資家が、残存耐用年数と償却率を確認。取得費に対する年間減価償却費を試算し、税引き後キャッシュフローを計算する際に活用。

確定申告前の数値確認

木造アパートを所有する個人が毎年の確定申告前に償却率を確認。過去の申告と数値が一致しているか、税理士に依頼する前のセルフチェックとして使用。

不動産仲介担当者の物件説明

顧客への物件説明時に、その場でタブレットを使って残存耐用年数・償却率を提示。購入後の節税効果をわかりやすく説明するための補助ツールとして活用。

法人の固定資産台帳整備

経理担当者が複数棟を所有する法人の固定資産台帳を更新する際、竣工年月と構造から各物件の残存耐用年数を一括確認。

よくある質問

木造とRC造で耐用年数がこんなに違うのはなぜですか?
法定耐用年数は素材・構造の物理的な耐久性を踏まえて国が定めた税務上の年数です。コンクリートは木材より劣化が遅いため、RC造(47年)は木造(22年)より大幅に長く設定されています。実際の建物の寿命とは異なる点にご注意ください。
法定耐用年数を過ぎた建物でも減価償却できますか?
できます。耐用年数を超過した中古資産は「法定耐用年数 × 20%」を残存耐用年数として計算し、最低2年間は償却を続けられます。
S造(鉄骨造)の耐用年数は34年で固定ですか?
本ツールでは居住用(34年)で計算しています。用途によっては異なり、たとえば倉庫用は38年、事務所用は38年です。実際の申告には用途を確認したうえで税理士にご相談ください。
築年数の計算はどのように行っていますか?
竣工年月から現在(2026年4月)までの年数を計算しています。竣工月が現在月より後の場合は「まだ満年数に達していない」として1年引いた値を表示します。
土地の価格も減価償却できますか?
土地は減価しないものとして、減価償却の対象外です。建物部分の取得費のみを計算の対象としてください。
このツールの数値で確定申告できますか?
本ツールは目安の提供を目的としており、実際の税務申告には税理士等の専門家にご確認のうえご使用ください。用途・取得時期・改修の有無によって数値が変わる場合があります。

最後に

建物の減価償却は、不動産投資や確定申告において毎年発生する計算です。構造と竣工年月を入力するだけで必要な数値が揃う本ツールを、税務処理の効率化にお役立てください。

最終更新:2026年4月

参考・引用元

※ 本ツールの計算結果は参考値です。正確な数値は専門家にご確認ください。