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コンクリート打設量計算ツール

面積と厚みから必要コンクリート量・ミキサー車台数を計算します

計算式について

コンクリートの打設量は面積と厚みから計算します。 実際の施工では廃棄・充填の誤差を考慮して余裕分を加算するのが一般的です。

必要コンクリート量(m³) = 面積(㎡)× 厚み(m)

余裕量込み = 必要量 × 1.1(10%増し)

ミキサー車台数は1台あたりの積載量4.25 m³で計算しています。 ミキサー車(アジテータ車)の標準積載量は4〜5 m³が一般的で、4.25 m³は国内でよく使われる基準値です。

台数 = 余裕量 ÷ 4.25(端数切り上げ)

実際の発注時には配合設計・スランプ値・ポンプ車の有無なども考慮してください。

こんなときに便利です

土間打ち・基礎・擁壁・スラブなどのコンクリート打設工事を計画するとき、「必要な生コンの量は何 m³ か」「ミキサー車は何台手配すればいいか」を素早く確認したい場面は多くあります。現場監督・施工管理技士・土木担当者が発注量を手計算するとき、面積と厚みをかけるだけでなくロス率を加算してミキサー車台数まで出すのは、経験が少ない担当者には意外と手間がかかります。

このコンクリート打設量計算ツールは、打設面積(㎡)と厚み(cm)を入力するだけで、純粋な必要量・ロス10%込みの発注量・必要ミキサー車台数を一括で算出します。現場での発注連絡、工程計画、見積もり作成など、さまざまな場面で活用できます。

こんなケースで使われています

住宅基礎工事の発注量確認

木造住宅のベタ基礎を施工する際、基礎面積120㎡・厚み20cmの場合、必要量24 m³、余裕込み26.4 m³、ミキサー車7台という数値を事前に算出し、生コン会社への発注と配車手配に活用できます。

駐車場土間打設の計画

商業施設や工場の駐車場整備で、200㎡・厚み15cmの土間打設を計画する場合、発注量33 m³・ミキサー車8台という数値を見積もりに盛り込み、施主への説明資料として使えます。

道路補修・舗装の積算

市町村道の補修工事で、路面補修面積と舗装厚さからコンクリート舗装版の打設量を積算する場面。積算担当者が数値入力するだけで概算数量が得られ、見積もり作業の時間短縮につながります。

DIYのコンクリート工事

家庭のガレージ床・外構の土間打設をDIYで行う場合にも活用できます。ホームセンターでの生コン購入量や、小型ミキサーを使う場合の必要材料量の目安算出に役立ちます。

よくある質問

ロス率は必ず10%ですか?
このツールは安全側の10%を採用していますが、実際のロス率は施工条件によって異なります。国交省基準では鉄筋コンクリートは3%、無筋コンクリートは7%が標準です。精度の高い積算が必要な場合は、設計仕様・施工条件に応じたロス率を別途計算してください。
ミキサー車1台4.25 m³の根拠は何ですか?
4.25 m³は国内で広く使われる標準的なアジテータ車(10トン積み)の積載容積の目安です。車両によっては4.0 m³や5.0 m³の場合もあります。実際の配車計画では利用する生コン会社・運搬会社に使用車両の容積を確認してください。
複数の部位(基礎・土間・壁など)がある場合は?
部位ごとに面積と厚みを入力して計算し、それぞれのCBMを合算してください。現状のツールは1つの均一断面に対応しています。
鉄筋の体積を引く必要はありますか?
実務の積算では鉄筋の体積を差し引くケースもありますが、通常の計算では無視できる程度(1~2%程度)のため、このツールでは考慮していません。精密な積算が必要な場合は別途鉄筋量を計算してください。
ポンプ車が必要かどうかはどうやって判断しますか?
高所・狭所・遠距離への打設、または大量打設(目安20 m³以上)ではポンプ車の使用が一般的です。ポンプ車使用の場合、ホース・ポンプ内のロスが増えるため、ロス率を12~15%に上げて計算するとより安全です。
生コンの料金はいくらですか?
生コンの単価は配合強度・地域・季節・骨材種別によって異なります。2026年時点の目安は普通コンクリート(21N/mm²)で1 m³あたり18,000~25,000円程度ですが、生コン会社への見積もり依頼をお勧めします。
モルタルや砕石には使えますか?
このツールはコンクリートの打設量計算を想定していますが、体積計算の原理は同じなので、モルタルの塗り量や砕石の敷設量の概算にも応用できます。ただし材料固有のロス率は異なります。

最後に

コンクリートの発注量計算は、現場での過不足を防ぐために欠かせない作業です。不足すれば打継ぎ欠陥につながり、余剰が多すぎると廃棄コストが発生します。このツールで素早く数量を把握し、適切な発注・配車計画に役立ててください。

最終更新:2026年4月

参考・引用元

※ 本ツールの計算結果は参考値です。正確な数値は専門家にご確認ください。